バンダイ公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」から映画「ゴジラ」シリーズに登場するゴジラ型ロボット「メカゴジラ」に人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン(エヴァ)」に登場する架空の兵器「初号機」、「2号機」をイメージしたカラーリングを施したフィギュアの予約受付が始まった。
シリーズ最新作「シンゴジラ」が2016年7月29日に公開されることを受けて、エヴァとコラボレーションしたグッズが続々登場している。
メカゴジラは公開当時から「エヴァっぽい」と言われていた
「シンゴジラ」は、04年に公開された「ゴジラ FINAL WARS(ファイナルウォーズ)」以来12年ぶりに日本で制作されたシリーズ最新作。アニメ版のエヴァを手掛けた庵野秀明氏が監督を務めることから、「ゴジラ対エヴァンゲリオン」と銘打ったイベントやプロモーション、グッズ販売などを行うコラボ企画が展開されている。
特にコラボフィギュアが注目されており、5月2日にエヴァ初号機カラーのメカゴジラフィギュア付きの映画前売り券が発売されると、ネットやSNSで瞬く間に拡散され、限定4000体が発売当日に完売した。
今回バンダイから発売される『ゴジラ対エヴァンゲリオン 東宝30cmシリーズ 3式機龍(2002版)重武装型 エヴァ初号機イメージカラー』、『ゴジラ対エヴァンゲリオン 東宝30cmシリーズ 3式機龍(2003版)重武装型 エヴァ2号機イメージカラー』は2002年に公開された「ゴジラ×メカゴジラ」、2003年公開の「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」に登場した通称「3式機龍」をベースに、エヴァ風の塗装を施した。どちらも機龍の特徴的な武装や背部のロケット弾、雄たけびを上げているような表情までリアルに再現されている。価格は2万9160円(税込)。
「3式機龍」は巨大な敵に立ち向かうために開発された兵器であり、操縦者が制御できず暴走状態に陥るといった演出がエヴァの設定と重なることもあり、公開当時からファンの間では「エヴァに似ている」という声が挙がっていた。今回公式コラボが実現したことで、ツイッターでは
「コラボを見てメカゴジラに影響受けたのかな?って思ったけど人間が作ったり暴走するのはエヴァより後だっけ?」
「メカゴジラ、エヴァとのシンクロ率高い(笑)」
「釈由美子のメカゴジラがエヴァ、エヴァ言われまくったので(笑)、 ここは本家に作ってみて欲しい気も」
といったコメントが寄せられている。
また、同じくプレミアムバンダイで発売されている可動式フィギュアシリーズ「S.H.MonsterArts(モンスターアーツ)」からは、ゴジラを初号機カラーに塗った「S.H.MonsterArts ゴジラ feat.EVA-01」の予約を受け付けている。こちらは本体だけでなく、付属の熱線エフェクトまでエヴァ仕様のカラーリングだ。価格は9936円(税込)。
ほかにもエヴァグッズ専門の公式オンラインストアではゴジラとコラボしたTシャツやICカードステッカー、手ぬぐいなどを販売している。