「1日1鉄!」の鉄道写真家の書き下ろし
『カメラは魔法の小箱です』(著・中井精也、2160円、フォート・ナカイ)は、人気ブログ「1日1鉄!」や「ゆる鉄」シリーズで知られる鉄道写真家・中井精也氏の書き下ろし写真論である。
毎日1枚必ず鉄道写真を撮影する「1日1鉄!」、写真のほか、撮影テクニックや撮影情報、イベントなど月2回届けるメルマガ「ゆる鉄マガジン」もファンにお馴染だ。本書では、撮影時の心構えから構図や露出メソッドから「プロ論」も語っている。
東京生まれで大学は法学部を卒業したが、東京写真専門学校(現・東京ビジュアルアーツ)にも通った。広告や雑誌などに作品を発表するほか、テレビ出演や講演でも活躍している。鉄道の車両だけでなく、駅、自然、風景、人情など鉄道にかかわるすべてを被写体とする。のんびり、ほんわかとした「ゆる」が特徴だ。