第一三共ヘルスケアは2016年5月27日、気圧変化の予測から頭痛への警戒度を知らせるサービス「頭痛注意報 by ロキソニンSプレミアム」を開始した。解熱鎮痛薬「ロキソニンS」ブランドサイトのスペシャル企画だ。公開は6月30日まで。
頭痛注意報のエリアは、札幌、仙台、東京、新潟、金沢、名古屋、大阪、広島、高知、福岡、那覇の11か所に分かれる。各エリアの気圧レベルを「通常/やや注意/注意/警戒/超警戒」の5段階で評価。「きょう」の注意報だけでなく、明後日の予報までわかる。
頭痛治療の第一人者が監修
頭痛と気圧の関係については科学的に証明されていないものの、相関の可能性が示唆されている。例えば、天気の悪い日にツイッターをチェックすると、「低気圧で頭痛い」という投稿をしばしば見かける。
第一三共ヘルスケアは、本サービスを開始した理由について次のように説明する。
「気圧変化の予測に基づくお知らせがつらい頭痛に悩む方にとって効果的な対処につながる一助になればとの願いから、当コンテンツを制作しました」
東京女子医科大学客員教授で脳神経外科医の清水俊彦さんが本サイトを監修している。複数のクリニックで頭痛外来を担当し、1日当たり200~300人(月間6000人)の患者を診る頭痛治療の第一人者だ。
頭痛のワンポイントアドバイスというコーナーもあり、頭痛を誘発する食材や、乗り物で移動する際の注意点が掲載されている。
頭が痛いからとって社会人は仕事を簡単に休めない。重大な病気の可能性がある場合はもちろん病院へ行くべき。しかし自分で対策がとれるレベルなら、サイトに載っている情報は頼りになる。
キャスター役として登場するのは、気象予報士で健康気象アドバイザーの國本未華さんだ。表情豊かなポーズは、頭痛に悩まされている人にとって癒しとなるだろう。