入社1か月の「新入り」に元気が無い! 職場の風通しを良くしたら、うまく成長するのか

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   編集部でフレッシュな野菜を育て始めてから約3週間後、テンションの低い新入りたちは元気を失い続ける一方だった。

連日テンションの低い新入り
連日テンションの低い新入り

   ●編集部に「フレッシュな新入り」がきたら... 殺伐とした記者が、笑顔になった!

原因「日光が圧倒的に足りない」

   説明書には通常1か月前後で収穫と書いてあったので、そろそろ葉っぱもレタスらしくなってきても良いころあいのはずだが......葉は実ってもいないのに頭をたれ、茎は日に日にか細くなっていく。明らかに様子がおかしい。

   というかその原因は、彼らの「上司」にあたる記者もうすうす気づいていた。

日光が足りないのだ。

   説明書には1日2~3時間ほど陽にあてる必要があると書かれていたが、編集部の窓から漏れ入る日光量はかなり限られている。なので、時間ごとに変化する「日が当たる場所」にプランターを随時移動させる必要があるのだが、忙しさや面倒臭さにかまけてそれを怠っていた。ついでに白状すると、水を与える頻度もかなり不定期だった。要は適切な職場環境を整えないままに新入りを放置していたのだ。

   これではいけない! と慌てた記者は、その日からプランターをこまめに日に当てる場所に移動させ、たまに外に持って行って風通しの良い場所に置き、水を注いだ後、藤岡弘、さんがコーヒーを淹れる時のように「ありがとう...ありがとう...」と感謝の言葉をささやいてみたりした。

   渾身の巻き返しの結果がこちら。

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!な゛ん゛で゛こ゛う゛な゛っ゛ち゛ま゛う゛ん゛だ゛よ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ!!!!!」

   ち゛く゛し゛ょ゛う゛! 信じね゛ぇ゛っ!! こ゛ん゛な゛結゛末゛っ!!!発芽時点で15本ほどあった命の輝きは軒並み力尽き、残っているのは左端の唯1本のみ。オー・ヘンリーもびっくりの「最後の一葉」っぷりじゃねぇか。

   こうなったら仕方あるまい。生存競争で同期を蹴落とし、生き残った1本にかけるしかない。所詮この世は弱肉強食。とどのつまりは最後まで立っていたものが勝者であり、正義なのだ。最後の一本が脱落しないよう、手厚く保護すること誓ったのだった。

to be continued...

カス丸コメント:完全に育て方を失敗したきゃすぅね。適切なタイミングで、スポットライトを当てることが、成長への近道だじぇい!

【カス丸の犬小屋】J-CAST編集部員が、独断と偏見に基づいて、気の向くままに記事を執筆。J-CASTのマスコットキャラ「カス丸」(自称キュレーター)が、上から目線で論評するコーナー。カス丸のTwitterアカウントは@jcast_inu、Facebookはcasumaru

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