青学大陸上部とカルピスの意外な縁
青学大陸上競技部といえば、2015年から2年連続で箱根駅伝を制覇したことで知られている。
選手が汗を流すグラウンドは神奈川県相模原市にあり、コアテクノロジー研究所に隣接している。その縁でカルピスやカルピスウォーターといった一般的な商品の提供を数年前から受けるなど良好な関係が続いていたことから、自然な流れでタイアップが実現したという。
ただし原監督は、「あまりベッタリするあまり、『ゆ着しているんじゃないか』と思われるのは大嫌い」と釘をさした。
「少し距離感を置きながら、正しく研究が行われるようなお手伝いをしたい――というのが大前提です」
最後に同研究所の中村康則所長は、2020年開催の東京オリンピックに向けて、一般のスポーツ熱が高まっていくと予想、LTPのような素材を使った商品開発――飲料やサプリメントにも前向きな姿勢を見せた。