1年に3回ある「主婦休みの日」...まったく不要な"セレ部族"ママもいる

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NYの超高級住宅街に住む専業主婦たちの実態を描いたノンフィクション

『パークアヴェニューの妻たち』(著・ウェンズデー・マーティン、訳・佐竹史子 1728円、講談社)
『パークアヴェニューの妻たち』(著・ウェンズデー・マーティン、訳・佐竹史子 1728円、講談社)

   全米の富裕層の上位数パーセントが集中するニューヨーク・マンハッタンの超高級住宅街、アッパー・イーストサイド(セントラルパークの東側)。そこに子育てのために移り住んだ社会学者である著者が出会った、桁はずれに裕福な環境で暮らす専業主婦たちを描いた『パークアヴェニューの妻たち』(著・ウェンズデー・マーティン、訳・佐竹史子 1728円、講談社)。

   高学歴で有能、最先端の流行ファッションで美しく着飾り、限りなく痩せていて完璧な肌と髪を保ち、子どものお受験を成功させる...。こうした主婦たちの驚くべき"セレブ"ぶりがつづられている。

   「遊びの約束から弾かれる下層民」「ママはバーキンを欲しがる」「向精神薬とブラッディマリー」「苦難のとき」など全7章。超富裕層を"部族"と捉えて分析した人類学的手法も話題に。果たして彼女たちは本当に幸せなのか?

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