パナソニックは2016年5月19日、今夏開催されるリオデジャネイロオリンピック・パラリンピックのトップスポンサーとしての取り組みを紹介するセミナーを行った。
同社のオリンピック・パラリンピック課 課長の小杉卓正氏は、競技会場や大会運営をサポートするソリューションや機器の納入事例、オリンピックに関するマーケティング活動などを紹介。今大会では映像音響機器などの納入に加え、オリンピックに関連したマーケティング活動も展開するなど、従来以上に活動範囲を広げていくという。マーケティングテーマは「Sharing the Passion」。最新のAVテクノロジーでアスリートの情熱と感情を分かち合うことを目標としている、としている。
グローバルプロモーションでは、2010年から同社のブランドアンバサダーを務めるネイマールJr選手を起用。ブラジル初のオリンピックサッカー金メダルを狙う彼を支援するため、SNSを活用したウェブキャンペーンを展開する。「Sharing the Passion」のコンセプトのもと、ウェブサイトで宣言した夢はネイマール選手のもとに届けられ、一部は本人の公式Facebookで応援メッセージと共に紹介される。
日本でのプロモーションは「Beautiful JAPAN 2020」と題し、東京オリンピックへ向けて、47都道府県を女優の綾瀬はるかさんと共にめぐる。挑戦することの大切さや夢を追うことの素晴らしさ、日本の美しさを再発見し、4K高画質映像で公開する予定だ。