珍記念日「こんにゃく麺の日」が誕生 記念商品発売も 「ひでちゃん」が大使を務める群馬の企業が仕掛け

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   群馬県甘楽町(かんらまち)にある体験施設「こんにゃくパーク」は2016年5月18日、5月20日が「こんにゃく麺の日」に登録認定されたと発表した。同パークを運営する食品メーカーのヨコオデイリーフーズが、同社の代表的商品「こんにゃく麺」をPRするために考案して、日本記念日協会に申請を行ったところ、登録が認められた。

   同パークでは記念日登録認定を記念して、人気のたれ付きこんにゃく麺・全7種類をそれぞれオリジナルエコバッグとセットにして限定販売する。各200セット限定で、価格はいずれも580円(税込)。

  • 月のうさぎ ぶっかけ冷しラーメンこんにゃく(特製冷やしラーメンスープ)
  • 月のうさぎ 冷し中華こんにゃく(ごまだれ)
  • 月のうさぎ 冷し中華こんにゃく(醤油)
  • 月のうさぎ 稲庭うどん風こんにゃく(玉ねぎポン酢)
  • 月のうさぎ わかめうどん風こんにゃく(おろしポン酢)
  • 月のうさぎ 冷し素麺こんにゃく(麺つゆ)
  • 月のうさぎ おろしそば風こんにゃく(おろしポン酢)
  • 「こんにゃく麺の日」登録記念セット
    「こんにゃく麺の日」登録記念セット
  • 「こんにゃく大使」を務めているのは、「ひでちゃん」ことタレントの中山秀征さん。地元出身の有名人だ
    「こんにゃく大使」を務めているのは、「ひでちゃん」ことタレントの中山秀征さん。地元出身の有名人だ
  • 「こんにゃく麺の日」登録記念セット
  • 「こんにゃく大使」を務めているのは、「ひでちゃん」ことタレントの中山秀征さん。地元出身の有名人だ

「無料こんにゃくバイキング」で人気のパーク

   こんにゃくパークは2年前に世界遺産登録された富岡製糸場から車で15分のところにある。富岡製糸場が世界遺産登録される2か月ほど前に「こんにゃく博物館」からリニューアルされた、知る人ぞ知る群馬の人気観光スポットだ。「ひでちゃん」こと、群馬・藤岡出身のタレントの中山秀征さんが「こんにゃく大使」としてテレビCMに出演している。工場見学はもちろんのこと、こんにゃくバイキングも無料で試食できる。30人以上の団体客でない限り事前予約はいらないが、土日祝日ともなれば食堂入場まで1時間ほど待たされることも。

   今回記念日に制定された「こんにゃく麺」は、安くて低カロリーな食品としてとくにダイエット中の人がよく食べている。ヨコオデイリーフーズの「こんにゃく麺」は右肩上がりに販売数を伸ばしていて、07年は100万個、14年は670万個、そして15年には1230万個まで増えた。

   もっとも日本のこんにゃく市場は縮小傾向にあり、1世帯当たりのこんにゃくに対する支出金額は00年に2844円だったのに対し、15年には1992円と29.9%も減少した(「家計調査」調べ)。

   ヨコオデイリーフーズもこの状況に危機感を感じているのか、麺のほかにゼリーやチップス、ポップコーン、パン、カステラ、クッキー、ジャーキー――さまざまな商品を開発・発売している。これらの商品はパーク内の売店やオンラインショップで購入可能。詳細は公式サイトまで。

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