「名前ではなく、内容でユーザーに訴えたい」
新たな参考書は、Part1で基本概念・導入を説明し、Part2に細かい文法の解説、Part3に受験に出る少し高度な内容を載せるという3段構成や、キーワードをたどって知りたい情報にアクセスしやすくするためのインデックスラインなど、フォレストの形式を踏襲しつつ、例文や説明内容などをより新しい表現に書き換える。
書名変更も、著者らの希望だという。
「正直に申し上げますと、会社としてはフォレストの名前を継ぐ方が良いという気持ちがありました。しかし、著者の先生たちの『名前ではなく、内容でユーザーの心に訴えたい』という決意を受け入れ、どうせやるならユーザーから名前を募りましょうということになりました」
新書名はいいずな書店のホームページから応募フォームにアクセスし、必要な情報を入力すれば応募できる。締め切りは6月30日までで、新書名が採用された1人には謝礼として30万円、また全応募者の中から抽選で20人に1万円分の図書カードを贈呈する。新書名の応募者が複数の場合には抽選となる。