真田幸村や伊達政宗に変身! 戦国武将ファン必見の写真館、東京・渋谷に誕生

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   甲冑(かっちゅう)は、戦闘で頭と胴体を守るため兵士が身につけた武具。日本ではとくに戦国時代のものが、その様式美で多くの現代人を魅了している。日本に興味を持つ外国人の間でも「侍(サムライ)」や「忍者」と並んで、鎧(よろい)や兜(かぶと)への注目が高まっており、トリップアドバイザーが発表した「外国人に人気の日本の観光スポット ランキング 2015」によると、剣舞を通じてサムライの精神を学べる「サムライ剣舞シアター」(京都市東山区)が8位にランクインしたほどだ。金閣寺(11位)や富士山(13位)よりも人気が高い。

   外国人観光客が立ち寄りたくなるであろう施設が16年5月9日、東京都渋谷区円山町にオープンした。「Samurai Armor Photo Studio(サムライ・アーマー・フォトスタジオ)」は甲冑姿に着替えて撮影できる写真館だ。運営元は仲よしという会社で、この種の施設を営業するのは初の試みという。

  • サムライ・アーマー・フォトスタジオの内部
    サムライ・アーマー・フォトスタジオの内部
  • スタジオのフロアガイド(公式サイトをもとに編集部作成)
    スタジオのフロアガイド(公式サイトをもとに編集部作成)
  • 左手前に「陣羽織」、左奥に「刀」、右に「鎧」がそれぞれ展示されている
    左手前に「陣羽織」、左奥に「刀」、右に「鎧」がそれぞれ展示されている
  • 刀の展示スペース
    刀の展示スペース
  • Studio01
    Studio01
  • Stuido02
    Stuido02
  • 撮影例その1
    撮影例その1
  • 撮影例その2
    撮影例その2
  • サムライ・アーマー・フォトスタジオの内部
  • スタジオのフロアガイド(公式サイトをもとに編集部作成)
  • 左手前に「陣羽織」、左奥に「刀」、右に「鎧」がそれぞれ展示されている
  • 刀の展示スペース
  • Studio01
  • Stuido02
  • 撮影例その1
  • 撮影例その2

甲冑は7種類、着付け師や撮影スタッフも常駐

   サムライ・アーマー・フォトスタジオの広さはおよそ30坪。入口とスタジオを結ぶ通路の両側に撮影に使用するアイテムが展示されている。向かって右に「甲冑」、左手前に「陣羽織」、左奥に「日本刀」がそれぞれ飾られている。さらに奥に進むと撮影空間が広がっていて、左が「Stuido01」、右が「Studio02」となっている。公式サイトやフェイスブックページに掲載されている写真は雰囲気たっぷり。いわゆる「歴女」やコスプレ好きも満足のカットが撮影できそうだ。

   客は以下の7領から好きな甲冑を選べる。小袖や裁着袴(たっつけばかま)、鎧(よろい)、兜(かぶと)の装着は専門の着付け師がやってくれる。

  • 豊臣秀吉大鎧(おおよろい)
  • 赤桶側二枚胴具足
  • 黒桶側二枚胴具足
  • 真田幸村モデル
  • 伊達政宗モデル
  • 黒田長政モデル
  • 黒田長政子供用モデル

   着付けが終わったら、いよいよ撮影だ。勝手が分からなくても大丈夫、ポーズや表情について丁寧なアドバイスが受けられる。スタジオのスタッフが撮影する点数は5ポーズ15カット。撮影料は利用料金に含まれ、画像データはSDカードの形でもらえる。プリントサービスはオプション。

   利用者が使い慣れたカメラを持ち込んで自由に撮影してもよい。スタジオにはバンクライトが2灯あるので、きちんと光を回せば質感のある写真が撮れるはず。

   所要時間の目安として、甲冑に着替えるのに15分、撮影に30分、私服に着替えるのに15分をそれぞれ見込む。

   利用料金は、身に着ける甲冑に応じて2つのグレードに分かれる。詳細は公式サイトまで。

  • デラックスモデル...4万円(税込)/豊臣秀吉大鎧を選んだ場合
  • スタンダード...1万3000円(同)/豊臣秀吉大鎧以外を選んだ場合
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