着せ替えやおままごとを楽しめる人形「リカちゃん」（タカラトミー）。小さい女の子向けのおもちゃというイメージがあるが、最近ではティーン女子や大人にも人気を博しているようだ。
2016年5月3日で発売49周年を迎えるリカちゃんの、精力的な活動に迫った。
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大人向けブランド「LiccA（リカ）」 -
アリアナ・グランデのMVに出演したリカちゃん -
新発売のシールブック
アリアナ・グランデのMVに出演
リカちゃんの本名は「香山リカ」で、11歳の小学5年生。ファッションデザイナーの香山織江を母に、フランス人の音楽家・香山ピエールを父に持つハーフだ。
1967年に着せ替え人形「リカちゃん」が発売されて以来、時代に合ったファッションやメークを取り入れ進化し続けている。コラボも盛んで、熊本県のキャラクター「くまモン」や「雪ミク」のコスチューム、なでしこジャパンのユニフォームを着た人形などが販売されている（2016年4月29日現在）。
15年には大人向けのブランド「LiccA」も登場。1万円～1万2000円（税抜）の高価格帯でファッショナブルな人形を展開している。
近年は、新作の人形を発売する以外の活動も多い。
米国のシンガーソングライター、アリアナ・グランデさんのシングル「フォーカス」（15年10月30日発売）の日本版ミュージックビデオに出演した。リカちゃんが海外アーティストのミュージックビデオに登場するのはこれが初めてだ。
SNSの更新も精力的で、特にインスタグラムの公式アカウントは約31万人のフォロワーを抱える人気ぶりだ。様々なファッションやヘアスタイルのリカちゃんの写真をほぼ毎日更新していて、「リカちゃんかわいくて大好き」「髪がクルクルで可愛い」など、ファンからのコメントも多く寄せられている。