ライオン事務器は、充電状態を同程度に揃えられる新方式の「スイッチバック充電方式」を採用した「タブレット充電収納保管庫」を2016年4月5日に発売した。「教育現場に寄りそった視点で開発」したという。
教育現場でのICT(情報通信技術)活用に伴い、教室では生徒一人にタブレット端末が提供されるケースが増えているという。そうしたことに伴い、充電切れで授業に参加できなくなるアクシデントの心配があり、充電収納保管庫は、そうしたことを解消するために開発された。
同製品は「スイッチバック充電方式」により、納められた接続全端末の充電残容量を検知し、設定した電力の範囲内で、残容量の80%未満の端末から優先的に急速充電を実行。80%充電で一時中断して待機状態となり、ほかの80%未満の端末への急速充電を行う。全端末の80%充電が完了すると緩速充電が始まり、庫内の端末が100%充電状態に。その後は自動的に充電が終了し過充電の心配はない。