1975年からNHKで放送された米国の名作ドラマ「大草原の小さな家(原題=Little House on the Prairie)」全9シーズン計204話(HDリマスター版)の日本国内放送権・配信権をNHKエンタープライズが取得し、シーズン1(26話)の放送が、FOXインターナショナル・チャンネルズの「FOXクラシック 名作ドラマ」チャンネルで2016年5月2日からスタートする。日本国内でHDリマスター版が放送されるのは初めて。ノーカット字幕版での放送。
米NBCが1974~84年に制作・放送、世界的ヒット
「大草原の小さな家」は、アメリカ4大ネットワークの1つNBCが、1974年から82年まで制作・放送した世界的なヒットドラマ。19世紀末、西部開拓時代のアメリカ・ミネソタ州を舞台に、そこに住むインガルス一家の日々を描き、200話を超える"大作"になった。
父親チャールズ(マイケル・ランドン)を中心に、心優しい母親キャロライン(カレン・グラッスル)、大人びた長女メアリー(メリッサ・スー・アンダーソン)、そして、お転婆な次女ローラ(メリッサ・ギルバート)。メアリーやローラの"ライバル"であるお嬢様のネリーや、学校の先生、町の人々などとのほのぼのとした交流などがつづられた。
日本では、NHKで1975年から82年にかけ、シーズン1~8が放送され。さらに91年から93年に、シーズン9が「新大草原の小さな家」としてオンエア。94~96年に再び全作が再放送された。
作品は米国での放送40周年にあたる2014年、全話がHDリマスターされた。「FOXクラシック 名作ドラマ」チャンネルではシーズン2も放送される予定。
同チャンネルの視聴法などについては、FOXインターナショナル・チャンネルズのウェブサイトで。