サンリオの人気キャラクター、ハローキティが2016年3月12日、京王多摩センター駅(東京都多摩市)の名誉駅長に就任した。多摩センター駅はサンリオのテーマパーク「サンリオピューロランド」(同)の最寄り駅で、16年夏にかけて欧州の街並みをモチーフにした色合いに改装し、駅に着いた時からサンリオの世界観を楽しめるようにする。
キティちゃんは駅長の制服姿でテープカット
この日行われたテープカットでは、ハローキティは京王電鉄の駅長姿で登場。マイメロディ、リトルツインスターズ(キキ&ララ)、ポムポムプリンといったサンリオを代表するキャラクターも一堂に会した。改札口には多くの人が足を止め、「キティちゃんかわいい!」といった声があがっていた。
すでに改札口の駅名表示や券売機にはサンリオのキャラクターがあしらわれ、今後、駅全体が濃紺、ゴールド、ワインレッドといった落ち着いた上品な色合いに装飾される。3月12日から8月末にかけて、サンリオのキャラクターをデザインした、ハローキティのヘッドマークつきラッピング記念電車(9000系1編成)も運行される。
テープカット後には、記念電車が招待客約20人を乗せて橋本駅(神奈川県相模原市)との間を往復。車内ではハローキティとの写真撮影を楽しんだ。