「やっぱ女子力高い人と付き合いたいよなー」
「まじか。ウチ女子力全然ないわー」
「えっ、でも自炊とかするんでしょ?女子力高いほうじゃね?」
「いや全然全然。メイクとか下手だし」
カフェやファストフード店などでは最近しばしば「女子力」をめぐり、こんな会話が交わされている。「女子力」という言葉が日常的に使われるようになって久しいが、「そもそも女子力ってなんですか?」と聞かれたとき、あなたは明確に答えられるだろうか?
三井アウトレットパークマリンピア神戸がネット調査
神戸市の三井アウトレットパークマリンピア神戸は20~49歳の男女500人(男性250人、女性250人)に対して「女子力に関する男女の意識の違い」に関するインターネット調査を行った。その結果から、男女によって「女子力」という言葉の認識に随分差があることが分かった。
まずは「女子力とは何だと思いますか?」という質問について見てみよう。
女性は「マナー」だと答えた人が33.6%、「料理」が28.4%、「美容」が22.8%だった。これに対し男性は「料理」と答えた人が43.6%と圧倒的に多く、次いで「マナー」が24.8%、「美容」を挙げた人は8.8%に過ぎなかった。女性にとって女子力は「マナー・料理・美容」が三本柱となっているが、男性は「料理とマナー」がツートップで、美容はさほど重要視していないことがわかる。
また「女子力=ルックス」と答えた男性の割合を年齢ごとに見ると、30~34歳の人は2.9%、35~39歳の人は6.1%、40~44歳が15.1%、45~49歳が16.9%と歳が上がるごとにその割合が高まっている。男性は「年齢が上がるほどルックスを重要視する」傾向にあるようだ。