2007年に「チャリ走」というケータイゲームが登場し、爆発的に流行った。棒人間のようなキャラクターが乗った自転車を操作して、ランダムで変わる地形を延々走るというもの。真っ白な背景に、コマンドは「ジャンプ」だけ。超シンプルなゲームだが謎の爽快感があり、当時多くの中高生が授業中にこっそり遊んでいたものだ。
そんなチャリ走、リリースから9年経った今もシリーズを展開し続けていた。任天堂3DS用の新作「超チャリ走 あつめて超獣ハンター」が2016年2月24日にリリースされる。蓋をあけてみると「あれ、チャリ走ってこんなゲームだっけ?」と困惑するほど進化を遂げていた...。
コレクション要素に新アクション、人気作とのコラボステージも
「走って、倒して、素材を集めて、『チャリ超獣』をゲット!」
某人気ハンティングゲームの売り文句ではない。チャリ走の説明文である。最新作はゲームを進めていくうちに、主人公が操ることができる「超獣」がどんどん増えていくというコレクション要素が売りだ。超獣はサメやゴリラなど動物をベースにしたものからブラックホールといったユニークなものまで40種類以上あり、車輪がついている以外もはや自転車要素がない。
直線的でシンプルな操作は踏襲しつつ、ボス戦や素材のコレクション、ストーリー展開も充実させたボリューミーな内容になっている。背景はカラフルに描きこまれたものに進化しており、自転車の操作も反転、ダッシュなど多彩なアクションが追加されている。「魔法使いプリキュア」「クレヨンしんちゃん」「ゴジラ」など人気作品とコラボレーションしたステージも追加リリースされる予定だ。
ニンテンドーeshop(イーショップ)から680円(税込)でダウンロードできる。