ビール"復権"に光明 「若者の本物志向」追い風に販売19年ぶりの"絶好調"

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これからのビールは「キレや苦み」より「うまみや味わい」

   飲用実態調査では「ビールを購入するときに重視する点」について尋ねているが、その結果は、当然といえば当然だが「おいしさ」が78.0%と圧倒的に支持された。続いて「品質が良さそうであること」が40.6%で、「メーカー・ブランド」が36.8%、「価格」が30.9%、「定番であること」が18.8%と続く。ネームバリューや価格よりも中身を重視する人が多いことがわかる。

   これからのビールにはどのよう"おいしさ"の商品が人気を集めるだろうか。

   「今後求めるビールの特徴」という質問について、最も得票率が高かった項目は「うまみを感じる」で56.4%だった。2番目が「味わいがある」で49.2%、3番目が「コクがある」で46.6%、4番目が「飲みやすい」で36.2%だった。これまで好まれてきた「キレがある」は27.8%、「苦みがある」は15.0%と、どちらも伸び悩み気味。

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