「湖畔」や「読書」...教科書で一度は見たことがあるあの絵がやってくる 黒田清輝生誕150年の大回顧展

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   「日本近代絵画の巨匠」として知られる黒田清輝の生誕150年を記念した特別展示「生誕150年 黒田清輝─日本近代絵画の巨匠」が2016年3月23日から東京国立博物館(東京都台東区)で開催される。

  • 絵筆で明治を開いた男、黒田清輝に迫る
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黒田に影響を与えたフランス近代絵画も合わせて展示

   団扇を片手に湖畔にたたずむ浴衣姿の女性を描いた「湖畔」、柔らかな光が差し込む窓際で本のページをめくる女性を描いた「読書」は、多くの人が教科書などで一度は目にしたことがある作品だろう。

   黒田は1884年にフランスパリに渡り、「外光派」のフランス人画家・ラファエル・コランから光を取り入れた豊かな色彩表現を学んだ。黒田の作品は「落穂拾い」で知られるジャン=フランソワ・ミレーなど、フランス近代絵画の主題や思想に影響を受けたとされる。

   国立博物館初の大回顧展となる今回の特別展示では、黒田の代表作品をはじめ、同時代のフランス絵画も合わせて展示することで黒田の画業全体を振り返る。

   黒田の人生、苦悩、人間関係などにもスポットを当て、画家としての顔にとどまらない人物像全体に迫る内容となっている。

   観覧料は、一般1600円(前売1400円)、大学生が1200円(同1000円)、高校生が900円(同700円)、中学生以下は無料。

   開催は5月15日まで。

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