ソフトバンクとドコモも負けじとキャンペーンを展開
ソフトバンクは「ギガ学割」を次の通り実施する。新規契約またはMNPをする25歳以下の人を対象に、「スマ放題/スマ放題ライト」+データ定額パックの標準/大容量、または「ホワイトプラン」+パケット定額サービス(パケットし放題フラット for 4G/for 4G LTE)に加入した場合、以下の(1)か(2)のどちらかを選択できる。
(1)1カ月 6GBのデータ容量を最大36か月付与する
(2)月額料金(基本料金)について、ホワイトプランは1008円(最大36か月)、スマ放題/スマ放題ライトは1620円(同24か月)をそれぞれ割り引く
機種変更、またはデータ定額パックが「3Gケータイ/シンプルスマホ/小容量」の人は(2)のみの適用。このほか新規またはMNPで加入した家族に対しても特典を用意している。受付期間は1月15日から5月31日まで。
NTTドコモは「ドコモの学割」を実施する。対象者は他社と同じく25歳以下のユーザー。新規・MNP・機種変更(利用期間18か月以上)で対象機種を購入し、「カケホータイプラン/カケホーダイライトプラン」と、「データM/L」または「シェアパック15/20/30(子回線も可)」に加入しなくてはらならない。ソフトバンクと異なり(1)と(2)の両方が適用される。
(1)1カ月 6GBのデータ容量を、26歳の誕生月まで最大36か月付与する
(2)基本使用料金を毎月1300円割り引く(最大12か月)
いずれも「U25応援割」と合わせて利用した場合のデータ容量・割引額となっている。受付期間は1月21日から5月31日まで。
3社のキャンペーンを比較してみる。まずはauから。ソフトバンクとNTTドコモは「36か月」という期間が設けられているのに対し、auはそれがない。契約時の年齢が若いほど長期的にわたって特典が受けられる仕組みになっている。
NTTドコモは、25歳以下に付与されるデータ容量は家族でシェアできる点が特徴だ。ただし家族への学割特典はない。
ソフトバンクは、2つの特典――データ容量付与と月額料金の割引のどちらか一方しか選べない。もっとも「スマ放題」契約なら、月額料金の割引額は1620円と大きい。データ通信をあまりしない人にとってはお得感が高いのではないか。