子どもが進んで勉強に取り組む姿勢が大事
冬休み中、子どもたちの学習姿勢はどうだったのか。本調査では「あなたのお子様は、去年の年末から年始にかけてクリスマス、大晦日、お正月とイベントが多いこの時期に勉強への意識はいかがでしたか」という項目を設けた。
「(子どもが)自ら勉強に取り組めた」は全体の41.0%しかいなかった。「言われても取り組めなかった」が30.0%で、「言われてから取り組んだ」が24.0%という結果が出た。つまり半数以上の子どもは勉強に対して"受け身"というわけだ。
そこで「成績の変化」と「勉強に対する意欲」に関連性があるか見てみた。「成績が上がった」と答えた147人のうち63.3%が「自ら勉強に取り組めた」と答えた。「追われてから取り組んだ」は22.4%、「言われても取り組めなかった」は7.5%しかいなかった。
一方、「成績は上がらなかった」と答えた153人の中で、「言われても取り組めなかった」は51.6%いた。「言われてから取り組んだ」が25.5%で、「自ら勉強に取り組めた」は19.6%にとどまった。