今年も残すとこ数日...。
先日発表された、今年の漢字一文字は「安」に決まりましたが、みなさんにとって今年一年はどういう一文字でしたか。
そこで本年のラスト更新となる同コラムでは、ギャル界の2015年をギャル的漢字一文字で振り返り!
これをチェックすればギャルはもちろん、若者の間で何が流行ったのか一目瞭然。
ギャル的2015年をプレイバック!
ファッション、イベント、マストアイテム...
■「動」
写真が欠かせないギャル界において動画が空前の大ブームに! 中でも二人一組で双子のように動きを合わせて踊る"双子ダンス"が人気となりSNSにUPするギャルが続出! その他、音楽に合わせて歌う"口パク動画"などオリジナリティ溢れる動画が注目を集めました。
■「楽」
2015年のギャル流行語大賞が"パリピ"だったように、今年は楽しんでいる様子や、"アゲ"な状況を写真や動画で公開するのが大ブームに! また、フォトジェニックとなる写真を撮るために、あえてバブルランやカラーランに参加するギャルも急増しました。
■「棒」
ギャル界に革命を起こしたと言っても過言ではない"セルカ棒"は、1人1個はテッパン状態に! 手で取るよりも自由な角度から撮影が出来ることからお出掛けや旅行、またセルフィーを撮る時に欠かすことの出来ないお手軽便利アイテムとして注目を集めました。
■「広」
昨年は腰から裾まで鉛筆のようにまっ直ぐで長細いラインが特徴のペンシルスカートが大ブームとなりましたが、今年は裾が広がりゆったりとした七分丈の"ガウチョパンツ"がギャルファッションで大人気に! ゆったりと履きやすく、動きやすいのが人気の理由です。
"露出"を演出、ちょっぴりHでセクシーに...
■「冠」
イベントといった特別な時だけに使われていた"花冠"が、今年はお出掛けや友達と遊ぶ際の双子コーデなどで愛用するギャルが続出! アクセ感覚で使用するギャルが多く、一瞬で可愛くアレンジ出来るポピュラーなアイテムとして大ヒットとなりました。
■「貼」
金や銀にきらめくタトゥーシール・フラッシュタトゥーが露出の増えた夏頃から一気に大ブームに! 昨年は海外セレブに愛用者が多かったですが、感度高いギャルファッショニスタに大流行! 海に行く際には肌を彩るアイテムとして大ヒットとなりました。
■「色」
ちょっぴりHでセクシーな魅力を醸し出した"おフェロメイク"を極めるギャルが急増! これまでのナチュラルメイクに飽きたギャル達は、お色気たっぷりなおフェロメイクにシフトチェンジ! 男性をドキっとさせるおフェロギャルが急増したのも今年の特徴です。
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以上、ギャル的漢字一文字で振り返る、2015年ギャル文化はいかがでしたか?
これらの一文字を見ても分かるように、今年も多種多様なアイテムがギャル界を盛り上げてくれてと言っても過言ではありません。
ただ、私、個人的にはギャル雑誌が相次いで休刊された昨年と比べると、今年は小悪魔ageha・Happie の復刊や、S Cawaii!HYPERの新刊に至るなど、ギャル自身がギャル文化を勢い付け、雰囲気を高める「高」な年であった言っても過言ではありません。
16年は"ギャルからの発信"をもっとたくさん
昨年の同コラムのラスト更新においては、「ギャルでいることに誇りを持ち、『ギャルがイケてる!』といった気持ちを発信し、作り上げていくことが、ギャル再構築へと繋がるのではないかと感じでいます。」と綴っていましたが、そんな気持ちに応えてくれるかのように、ギャル達がギャル文化を復活に繋げるべく高め合った年だったように感じています。
また、各SNSにおいて、
「やっぱりギャルが1番可愛い!」
「ギャルじゃなきゃ盛れない!」
「ギャルでいる時の自分が好き!」
――といった気持ちを多数聞くことが出来たように、ギャル魂やギャルマインドを継承していきたいと、ファッションやメイクを自分流に落とし込み、脱ギャルすることなく、やり続けたギャルが多かったように思います。
そんな常に攻めの心を忘れず、セルフブランディングをしながら、自分達の文化やライフスタイルを高め合ったギャルがいる限り、来年もギャル達から流行やブームが生まれてくると私は信じています。
そして最後にはなりますが、ギャル文化や彼女達の声を毎週お届けしたギャルウォッチを本年もご覧頂いた読者の皆様ならびに、編集のMさん、ありがとうございました。
来年も同コラムよりリアルなギャルボイスをお届け致します。
それでは皆様、よいお年をお迎え下さい。また2016年でお会いしましょう!
grp編集長・安部舞紗