チョーヤ梅酒は、イルミネーションに彩られた東京の街並みを約1時間かけて巡る「CHOYA Xmas Night Cruising(チョーヤ・クリスマス・ナイト・クルージング)」を2015年12 月25日まで実施している。
"女性の笑顔が世界中を平和にする"をスローガンに掲げる同社は、新しい飲み方を表現していく「MY SWEET CHOYA」プロジェクトを14年から展開している。昨年は東京の表参道に「MY SWEET CHOYA cafe」を17日間限定で営業した。梅酒にマッチする料理を提供したところ、多くの女性客を集めた。
レトロでカッコいい2階建てロンドンバスが会場
キャンペーン第2弾となる今年、イベント会場は2階建てロンドンバスの車内だ。運行に使用されている車体は、ロンドンバスの代名詞である旧ルートマスター。赤いド派手なボディは通行人の視線を集め、ちょっとしたVIP気分が味わえる。
21日、記者もイベントに参加した。車内にはCHOYA梅酒や梅の実などがあらかじめ用意されている。ドリンクメニューはコールドとホットが合わせて7種。
1時間のクルージング・イベントはCHOYAコンシェルジェによる乾杯でスタートする。落ち着いた声の男性コンシェルジュの巧みな司会で、参加者は終始和やかな雰囲気に包まれる。「写真撮影のワンポイントコーナー」では小顔に撮れるテクニックをアドバイスしてくれた。斜め方向から撮ったり、CHOYAの"YA"の口で撮ったりすることで、素敵な笑顔が撮れるという。
乗客はバスの2階に用意された席に座り、CHOYAを好みのメニューで味わう。地上からの高さ約4メートルから見る景色は普段とは違う趣きで、きらめくイルミネーションに酔いしれた。
クリスマス用パーティーグッズやスイーツが配られる。梅酒にちなんだクイズなどでイベントが盛り上がった。
六本木のけやき坂を通過するとき、街路樹に設置されたイルミネーションの色がブルーからレッドへ変わった。30分ごとに光の色が変化するそうで、そのタイミングに合わせてバスは運行している。細かい演出に記者の気分も高揚し、取材であることを忘れてしまいそうだった。
自分に合った飲み方を覚えて、笑顔と健康をゲット
甘酸っぱくてさわやかな梅酒は、日本を代表するリキュールだ。江戸時代のころから国内で作られるようになった。健康に役立つエキスを含む薬膳酒でもある。「お湯割りを毎日グラス1杯飲めば、女性に多い冷え性対策に効く」と勧める民間療法もあるほど。祖母や母が作った自家製の味を思い出す人もいるだろう。
梅酒を愛飲している人も久しく飲んでいないという人も、今回のイベントに参加すれば新しい発見があるかもしれない。
バスは17時~18時、18時20分~19時20分、19時40分~20時40分、21時~22時の1日4回運行する。渋谷の宮下公園付近明治通り沿いを出発し、表参道や六本木を巡り、出発に戻る。各回の定員は約20人で、停留所にて各便出発時刻の1時間前から整理券を配布している。
対象は成人女性に限る。ただしカップルやグループの場合は男性も同伴OKだ。年齢確認のため身分証の提示が必要となる。