以下は、記者の思い出すだけで赤面してしまうような体験談。
出先で取材先の担当者との顔合わせ。待ち合わせ場所にやってきたのは美人として業界で知られる女性広報で、一気に気合が入る。「どこか店に入って話しましょうか」とオシャレなカフェに相手を案内して打ち合わせを始めた。だが、なぜか話している間ずっと彼女の視線が泳いでいる。
打ち合わせがひと段落したところでトイレに立った。エスコートも完璧、身なりもびしっと決め、話しの進め方にも問題はないはずなのに、彼女の態度がどうも不自然だ。首をかしげながら洗面台の前に立ち、顔に何か付いてないかと鏡に近づいた。
「ああっ!――原因はこれか!!!!」。太く長い鼻毛が1本、外に飛び出ていた。
あっためて、固めて、ひっこ抜く!以上!
鼻毛をめぐっては、男性ばかりでなく女性にも"失敗経験"を持つ人は少なからずいるという。その理由はシンプルで、自分では飛び出ていることに気づきにくいうえに、「気づいても言えない、気付かれても言ってもらえない」からだ。相手の鼻毛が気になって話に集中できなかった、逆に自分の鼻毛がずっと出ていたことが後になって分かり、凍りつくような思いする。
「ピンセットや鼻毛カッターでは限界がある」「エステやクリニックで他人に抜いてもらうのは恥ずかしい」「レーザー治療は値段が高い」―――処理方法の問題も尽きない。
鼻毛処理の"お悩み解決"ツールとしてヒットが見込まれているのが「KING's NOSE WAX(キングスノーズワックス)」。電子レンジで温めるだけで簡単に脱毛が出来る鼻毛専用ブラジリアンワックスだ。
ブラジリアンワックスとは、主にデリケートゾーンに使われる脱毛方法だ。煮詰めた水あめ状のワックスを肌に塗り、絡んだ毛を抜き取るというもので、これを鼻毛に応用した。ブラジリアンワックスを販売する小町(大阪市)が売り出した。
使い方はレンジで温めたワックスを専用スティックの先端に塗り、鼻の穴に5~7mmくらい入れてからワックスが固まるまで待つ。ワックスが固まったら一気に引き抜くだけ。簡単なステップで、鼻の穴の深さ1cmくらいの入り口付近に生えている毛を一掃できる。なんだか痛そうだが、一回で20~30本の毛をまとめて脱毛するため刺激が分散し、痛みが和らぐという。
価格は10回分で2980円(税込)。1回あたり298円で脱毛できるので、エステやレーザー脱毛などに比べてリーズナブルな価格で実践できるのも魅力だ。小町の通販サイトから購入できる。