カンニング竹山、ウェブ動画で日本中に訴え「高齢者の詐欺被害を防げるのは息子・娘たち」

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   振り込め詐欺をはじめとする特殊詐欺の撲滅に向け政府は、タレントのカンニング竹山さんを起用し、高齢者を親に持つ息子・娘世代に対し注意を呼び掛ける啓発キャンペーンを2015年12月3日から開始した。

  • 母の一言に「なんで、もっと連絡取らなかったんだろうオレ」と反省する息子役の竹山さん
    母の一言に「なんで、もっと連絡取らなかったんだろうオレ」と反省する息子役の竹山さん
  • リーマン・ショックが起きた翌年から、特殊詐欺の被害総額は右肩上がりで増加している
    リーマン・ショックが起きた翌年から、特殊詐欺の被害総額は右肩上がりで増加している
  • オレオレ詐欺の被害者の90%以上は高齢者
    オレオレ詐欺の被害者の90%以上は高齢者
  • 母の一言に「なんで、もっと連絡取らなかったんだろうオレ」と反省する息子役の竹山さん
  • リーマン・ショックが起きた翌年から、特殊詐欺の被害総額は右肩上がりで増加している
  • オレオレ詐欺の被害者の90%以上は高齢者

詐欺被害を高齢者から守るのは...子どもの役目です!

   カンニング竹山さんが出演するのは、政府広報ポータルサイト「政府広報オンライン」のウェブ動画「毎日話せば詐欺は防げる」篇だ。

   都会で妻子と暮らす息子(竹山さん)が、田舎にいる母親と電話しているところから物語はスタートする。

   詐欺グループにお金を渡してしまったという話を耳にした息子は――。

「もうママ、何やってんのよ...前にも言ったじゃん。気を付けてねって...金渡す?普通」
「どう考えったてさぁ...俺がそんな大金頼むわけないじゃない。...俺にさぁ、1本電話かけてよ!確認してよ!もう...」

と責め立てる。それに対して母は、息子と一緒に撮った写真を見つめながら、次のように声を絞り出した。

「歳、取ったんかねぇ...」
「あんたが...助かればと思うたんよ...」

   その光景を静かに見守る最愛の妻と娘。「愛する子どものためなら、どんな代償を払っても構わない」。子どもがいくつになろうとも、変わらぬ親の愛情に気づかされる。

   2人で過ごした思い出の数々が瞬時に脳裏をよぎる。自分を育ててくれた母を、今度は自分が守らなくてはいけない――そう決意した彼はマメに電話をよこすようになる。電話に出る彼女の表情には笑顔が戻り、幸せな日常が流れるのだった。

   「政府広報オンライン」は特集ページ「家族みんなで防ごう!高齢者詐欺!」を3日からオープンさせた。ウェブ動画は12月3~14日の間、YouTube(ユーチューブ)とfacebook(フェイスブック)で配信される。7~13日はYahoo!(ヤフー)のおすすめ動画にも載る。

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