「おしゃれ」といわれたら失格です 「着こなし上手」は目立つより似合うもの

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ほんのわずかの色の違いや形の違い

 なぜ一流の人はみな「着こなし」にこだわるのか?
なぜ一流の人はみな「着こなし」にこだわるのか?

   2人のうちどちらの人物に1億円の小切手を預けられますか。同じ人物が違う服装で写真に並んでいる。右手は「花紺」といわれる紺色のスーツと赤のネクタイ、左手はダークグレーのスーツと紺のネクタイを身につけている。アンケートをすると、9割以上が左を選ぶ。右は派手に見え悪目立ちしているのに対し、左は無理のない調和感があり信頼度が高いと判断された。ほんのわずかの色の違い、形の違い、サイズの違いが予想以上に印象を左右するのだ。

   『なぜ一流の人はみな「着こなし」にこだわるのか?』(著・山崎真理子、1620円、すばる舎)によれば、ビジネスではちょっとした着こなしの差が勝敗を分ける。「おしゃれ」といわれたら失格なのだ。仕事よりも見栄えを優先にしていると思われるからだ。

   着こなしを良くするためには自分の特徴をつかみ、目立たなくても「似合うものを見つけるスキル」を手に入れることが必要だという。著者の山崎真理子さんは今話題の「骨格診断」の専門家で「骨格診断&カラーファッションアナリスト」という肩書を持っている。

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