ドッキリ決められ、「今回は信じすぎた...」と苦笑い
セレモニー後の囲み取材では、記者から「ドッキリ」を疑わなかったのかどうか質問が出され、「スピーチの内容を考えていたので、自分がサプライズを受けるとはこれっぽっちも思わなかった。DeNAサイドは120%のドッキリ成功だったのでは」と率直な気持ちを述べた。
「ドッキリ」以外に言及するシーンもあった。今回、「ゲッツ!」など現役時代にファンを沸かせたパフォーマンスをせず、写真撮影時も終始笑顔とVサインで貫き通した。Vサインをし始めたのは、初めて南場さんと会ったときに「シーズン終わりにビクトリーサインでまた写真を撮りたい」と言われたのがきっかけだそうで、「そうであれば最初からこれでいこうと決めた」と話す。Vサインの代わりに「選手時代のパフォーマンスは封印する」と、覚悟を決めた上での「宣言」も飛び出した。
監督業への思いについても、「優勝に一番大切なのは信じること。信じることが出来ればすべてのパズルがそろう」と熱く語った。
ただ、あまりにも鮮やかにドッキリを決められてしまったためか、取材の最後に「今回は信じすぎた...」とこぼし、苦笑いを浮かべていた。