「2015年ヒット商品ベスト30」大発表!...ところで去年の「ヒット予測」って何でしたっけ

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   月刊情報誌「日経トレンディ」は2015年11月3日、毎年恒例の企画「2015年ヒット商品ベスト30」を発表した。1987年の創刊以来毎年12月号で掲載してきたもので、今回も話題になった商品やサービスなどの名前が並んでいる。

   ところで、同誌は「今年のヒット商品」とあわせて、「来年のヒット予測」も発表しているのだが、2014年に予測されていた「2015年ヒット商品」と(勝手に)答え合わせを試みた。

去年の予測、当たってる?(写真は北陸新幹線)
去年の予測、当たってる?(写真は北陸新幹線)

堂々の1位は「北陸新幹線」

   「売れ行き」「新規性」「影響力」の3要素からヒットの度合いを評価したランキング、15年は以下のようになっている。

   今年の春に開業した「北陸新幹線」をはじめ、お笑い芸人として初めて芥川賞を受賞した又吉さんの「火花」、中国人観光客の「爆買い」に代表される「インバウンド消費」など、耳なじみのある、またはよく目にした商品や名前が並んでいる。

予測は意外と当たっている?

   実際のヒット商品がわかったところで、14年に発表された「2015年ヒット予測ランキング」を見てみよう。

   「ヒット商品ベスト30」とは違って、「...何これ?」という名前だらけ、という人も多いかもしれないが、実は「当たった」といえるものがチラホラ。

   1位の「グルメ"健効"系フーズ」とは「機能性表示食品」を指す。ヒット商品30位にその名前がランクインしているほか、8位の「明治プロビオヨーグルトPA-3」もいわゆる「機能性ヨーグルト」だ。

   3位の「北陸トライアングル」(金沢・富山・能登)は新幹線の開業で注目されるだろうエリアとしてランクインしたもので、こちらも1位の「北陸新幹線」と通ずる。

   5位の「得するスマートウエア」はヒット商品10位の「アップルウォッチ」。8位の「ともだちロボット」は11位の「ペッパー」。15位の「燃料電池車」は28位の「MIRAI」。

   ふるさと納税をした人が参加できるイベントや、ふるさと納税の見返りで送られてきたものでパーティーを開く、11位の「ふるさと納税パーティ」は24位の「ふるさと納税&プレミアム付き商品券」に、13位の「コンビニ・バル」も7位の「チョイ呑み」に関連しているといえ、ヒット予測の20商品のうち8つに一致・関連するものがヒット商品ベスト30にランクインした。

   ちなみに「2016年ヒット予測」のトップ3は、「新電力トリプルセット割」「激安オムニ家電」「街かどインスタプリント」(ヒット予測100やランキングの詳しい内容は『日経トレンディ』12月号に掲載)。これらが実際にブームとなるのか要注目だ。

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