「お互いが気に入った場合だけ」出会いが実現 チャットアプリ「Tinder」が進化

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   スマートフォンの位置情報を使って自分の近くにいる相手と「顔写真とプロフィール」を交換し、お互いが気に入った相手とだけメッセージのやり取りをできる米国生まれのチャットアプリ「Tinder(ティンダー)」に新機能が追加され、より使いやすくなった。

  • より精度の高いマッチングを目指して
    より精度の高いマッチングを目指して
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仕事、学歴など自分に関連が強い情報を表示

   2015年現在、ティンダーの利用者は全世界で2600万人に上り、カナダ出身のシンガーソングライターのカーリー・レイの楽曲のPVにも使われるなど世界的に注目を集めている。

   Tinderのシステムはシンプルだ。画面に出てくる相手を気に入れば右スワイプ、そうでなければ左スワイプしていき、自分と相手の双方が右スワイプした時に初めてチャットができるようになる。つまり、始めから互いに興味がある人とだけ交流できる仕組みになっているのだ。

   新たに加わったのは、学歴や仕事をプロフィールカードに表示する機能や、まだやり取りをしたことが無いマッチ(お互いを「LIKE=気に入った相手」で登録している状態)相手と既にやり取りを行っている相手とを分けて表示する機能などだ。

   プロフィールに学歴や仕事を表示できるようになったことでお互いを判断する要素が増え、さらに効果的なマッチングを期待できる。またプロフィールには、相手の情報の中でも自分にとって特に関連性の高いもの(たとえば自分と同じ大学の学生かどうかなど)が表示されるようになり、ユーザーどうしの共通点をより見つけやすくなった。

   マッチした相手と既にやり取りしたか、そうでないかを分けて表示する機能は、相手とのよりスムーズなやり取りに繋がる。

   さらにアルゴリズム(検索などの情報処理性能)も改善し、マッチの率の更なる向上を狙う。

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