NTTドコモは2015年12月1日から、これまでのポイントプログラム「ドコモポイント」を「dポイント」に変更する。「dポイントカード」を新たに発行し、加盟店での支払い時に利用者が提示すれば1~3%のポイントを付与する(キャンペーン含む)。入会金・年会費は無料で、全国のドコモショップやローソンなどで無料配布する。
クレジット機能付き「dカード」も
現行の「ドコモポイント」は、月々の携帯電話の利用料金などに応じて貯まるものだが、来月から提供が始まる「dポイント」は、ドコモポイントを進化させ、街の商店での買い物や、ネットショッピングでも加算される新たなポイントサービス。貯まったポイントはもちろん買い物時に使うことができる。
併せてドコモの提供するクレジットサービス「DCMX」もリニューアル。「dポイントカード」とは別に、クレジット決済機能を持たせた「dカードTM」を新たに発行し「DCMX mini」も「dカード miniTM」にリニューアルする。
クレジット決済機能を搭載した「dカード」の利用者は、0.5~11%のポイントが上乗せされ、代金そのものが割引されるケースもある。「dカードGOLD」会員は、毎月のケータイ料金の10%のポイントが還元される。
15年11月11日に開催された記者発表会でNTTドコモの加藤薫社長は「われわれのお客さま(ドコモユーザー)が一番大事なんですが、便利な仕組みですから、日本中のお客さまに使っていただきたい」「(カード発行枚数は)1億を目指していきたいと思っています」と、新サービスの成長を目指す意気込みを語った。