眼鏡店「JINS」を展開するジェイアイエヌは2015年11月3日、センサー搭載アイウェア「JINS MEME(ジンズ・ミーム)」を、同製品の専門店、JINS MEMEフラグシップストア原宿(東京都渋谷区)にて5日の一斉発売に先行して、先着50人限定で売り出した。
5日からは全国のJINSショップ38店舗とオンラインショップで販売する。
フレームにセンサーを搭載、スマホと連携してアプリが動く
JINS MEMEの見た目は普通の眼鏡と変わらないが、眼球の動きによって生じる微細な電位差を読み取るセンサーをフレームに組み込んでいる。Bluetoothでスマートフォンにデータを送信、専用アプリケーションと連動して身体と心の状態を解析・可視化する。iOS向けアプリは5日からApp Storeで公開され、Android向けアプリは16年1月から配信する予定。
今回発売されるのは2種類。ウエリントンタイプの「JINS MEME ES(イーエス)」は3点式眼電位センサーと6軸センサーを搭載し、重さは約36グラム。価格は3万9000円(税別)。追加料金で度付きまたはPCレンズに変更可能だ。スポーツサングラスタイプの「JINS MEME MT(エムティ)」は6軸センサーのみ搭載で、重さは約45グラム。価格は1万9000円(同)。有料でクリアレンズに交換できる。
同社マーケティング室の渡辺里実さんによると、「通常の眼鏡フレームと同じ強度テストを実施しており、よほど乱暴な使い方をしない限り普通にお使いいただけます」とのこと。