シャープは、業界で初めて、水や火を使わずに健康的な「無水調理」が手軽にできる電気無水鍋「ヘルシオ ホットクック KN‐HT99A」を、2015年11月5日に発売する。
「無水調理」は、水を使わずに野菜などの食材に含まれる水分を活用した調理方法で、食材のもつビタミンCや葉酸など抗酸化作用のある栄養素やミネラルを多く残すとともに、食材本来のおいしさを味わえる。
「旨みドリップ加工」で蒸気が循環
ふたの内側に施した円錐の突起「旨みドリップ加工」が食材から出た蒸気を水滴にして鍋の中を循環させるので、うまみを活かした調理ができる。また、手間がかかるかき混ぜや火加減を自動でコントロール。メニューにあわせて最適なタイミングで具材をかき混ぜる「まぜ技ユニット」を搭載したことに加えて、センサーが温度や蒸気を検知して火加減を調整する。
85種のメニューから料理を選び、食材をセットしておくだけで、分量や加熱状態を見極めて自動で仕上げる。味のしみ込み加減がむずかしい煮こみ料理や、こまめにかき混ぜないと焦がしがちなカレーやシチューも手軽につくれるので、家事の時間を減らすことにも貢献。さらに「食べごろ予約調理」の搭載(16メニューが対象)で、事前に食材をセットしておけば食べたい時間(最大予約調理時間は12時間)にできあがる。設定した時間になるまで衛生面に配慮して鍋の中の温度を自動調節するので、おいしく食べられる。
ワンキー操作で、いったん冷えた料理も「あたため直し」できるほか、調理した料理が残った場合には、食品の乾燥をおさえるための「保存専用ふた」をして内鍋ごと冷蔵庫に保存することができる。
「内ぶた」や「まぜ技ユニット」などは取り外して洗える。付属のメニュー集に掲載しているメニューの数は100(うち、自動メニュー85、手動メニュー15)。
オープン価格。