眼鏡店「JINS」を運営するジェイアイエヌ(東京都渋谷区)は、センサー搭載アイウエア「JINS MEME(ジンズ・ミーム)」2モデルを2015年11月5日に発売する。センサーで取得された瞬きや視線移動のデータはBluetoothと連動したスマートフォンの専用アプリケーションを介してさまざまなシーンに応用される。
スマホと連動、ランニングやトレーニング、車の運転をサポートするアプリを用意
メガネとしてのデザインや機能はそのまま、独自開発の「3点式眼電位センサー」と「6軸センサー(加速度・ジャイロ)」を搭載し、瞬きや視線移動、体の動きを測定できる。取得データはスマートフォンとBluetooth接続し、iOS向けアプリ「JINS MEME App」で蓄積・分析が可能だ。Android向けは16年1月公開予定。
ランニングフォームを可視化する「JINS MEME RUN」、体幹レベルを判定しトレーニングをサポートする「CORE TRAINING」、車の運転中に目の動きから疲れや眠気を検出して3段階で知らせる「DRIVE」など、ユーザーの用途に応じた公式アプリを用意する。
ラインアップは、カジュアルからビジネスまで幅広く対応するウエリントンタイプフレームの「JINS MEME ES」(価格は税別3万9000円)。激しい運動時でもフィットするハーフリムのスポーツサングラスフレームに6軸センサーのみを搭載し、体動トラッキングに特化した「JINS MEME MT」(同1万9000円)。