サントリービールは2015年10月22日、ビール「サントリー ザ・モルツ」の15年販売計画を、当初の200万ケース(1ケース=大瓶633ミリリットル×20本で換算)から、1.5倍の300万ケースに上方修正すると発表した。
「ザ・モルツ」は、9月に登場したばかり。「UMAMI(うまみ)」に焦点を当てた、新時代の「スタンダードビール」と位置付けている。
「EXILE TRIBE」プレゼントキャンペーンも
「ザ・モルツ」はメインターゲットを20~40代に置き、いままでビール類を積極購入しなかった層も獲得。9月8日の発売以来、同月末までに134万ケースを販売。発売1か月で15年販売計画の約7割を達成しているという。
現在、ダンス&ボーカルユニット「EXILE TRIBE(エグザイルトライブ)」を起用したテレビCMを展開中だが、これも年末にかけて積極投入を行う。10月17日からはメンバー14人を起用した「ザ・大宴会篇」のオンエアがスタートした。
また、10月19日~16年1月12日には「EXILE TRIBE×The MALT'S銅製タンブラー当たる!」キャンペーンを実施。「ザ・モルツ」の缶についているシールを集めると、オリジナルタンブラーが当たる「6点コース」(抽選で3000人)と、メンバーのサイン入りタンブラーの「24点コース」(同1500人)に応募できる。
加えて、ビール需要が高まる 12月には、「EXILE TRIBE×The MALT'SオリジナルQUOカード」が当たるパックを発売するなど、積極的なマーケティング活動を展開するとしている。