「おにぎらず」に続く「ニュータイプおにぎり」話題 その名も「スティックおにぎり」

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   握らずに作るおにぎり「おにぎらず」が定番化しつつある中、また別の「ニュータイプおにぎり」が登場した。

   その名も「スティックおにぎり」。テレビ番組でも紹介され、じわじわと人気を得ているようだ。

  • Google画像検索でも「スティックおにぎり」いっぱい
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「とんかつ定食風」や「生ハム巻き」などアイデア様々

   「スティックおにぎり」を取り上げたのは、2015年10月2日放送の「あさイチ」(NHK)だ。のりは巻かずに、細長くかたどったご飯を野菜などで飾り付けて食べるものらしい。

   新潟県在住の「スティックおにぎりの達人」、奥村万利子さんが紹介した作り方は、(1)ラップを広げ、その上にご飯を薄く広げる(2)具材をのせてラップを折りたたみ、転がしてスティック状にする(3)ご飯を具材で飾り、再びラップで巻けば完成、というごく簡単なものだった。

   奥村さんは、中にソースで炒めた豚肉とキャベツを入れ、表面にパン粉をまぶした「とんかつ定食風スティックおにぎり」を披露。自由自在なアレンジと食べやすさで、子どもも大喜びのようだった。

   場所を変えて東京・浅草では、赤ワインで炊いたご飯に黒オリーブを具材として入れ、生ハムで巻いて食べるオシャレなスティックおにぎりも登場した。

   一般社団法人おにぎり協会の中村祐介代表理事は、

「今までのおにぎりはどうしても主役になりづらかったけど、スティックおにぎりは主役級のメインとして出せるので、新しいおにぎりの地位が出てくるのでは」

と語っていた。

   実は有働由美子アナウンサーも以前から「スティックおにぎり」を作って持参していたそう。過去にあさイチで紹介された「ご飯を1センチの幅にして平たくして冷凍すると凍りやすい」という知恵を活用し、その冷凍ご飯をレンジでチンした後、具を入れてくるくると巻いているという。

   細長い形状なので、上半分と下半分で違う具を入れるという工夫もでき、のりが唇や歯に付かないのもいい、と「スティックおにぎり」の魅力を語っていた。

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