デザイン分野のメディア事業を手がけるエムディエヌコーポレーションは、デザインとグラフィックの総合情報誌、月刊「MdN(エムディエヌ)」2015年11月号を10月6日に発売した。「エフェクト表現の物理学 爆発と液体と炎と煙と魔法と。」と題し、アニメを中心としたエフェクト表現を特集している。
アニメを中心としたエフェクト表現を特集
冒頭特集は、アニメスタジオ・TRIGGERの制作する最新劇場アニメ「リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード」の監督・吉成曜氏とアニメーターの堀剛史氏のインタビューから、同作のエフェクトの見どころを明らかにする。なお、本書の表紙は堀氏の書き下ろしだ。
また、エフェクト表現の巨匠・金田伊功氏と板野一郎氏を特集。金田氏についてはスタジオZの佐藤千春氏がその魅力を語る内容。また板野氏は本人がロングインタビューを通して、エフェクトに対する考えを語る。
さらに、日本美術における、水、風、炎など、現代のエフェクト表現に通じる自然表現を紹介する特集や、アニメクリエイターの吉邉尚希氏によるエフェクトの描き方の解説、物理演算による大規模3DCGエフェクトの制作についての記事なども。
価格は1380円(税別)。