コカ・コーラシステムから10月6日(2015年)、天然水に山梨県産モモエキスを加えた新商品「い・ろ・は・す もも」が発売された。
「天然水」と「桃」の組み合わせというと、JT(日本たばこ産業)から販売されていた「桃の天然水」(サントリー食品インターナショナルへ移行予定)を思い出す人も多いだろう。「桃の天然水」は、華原朋美さんがCMで連呼した「ヒューヒュー」なるフレーズで有名だ。
そこで今回は「い・ろ・は・す もも」が、「桃の天然水」のようにヒューヒューしているのか調べてみることにした。
そもそも「ヒューヒュー」ってなんだ?
そもそも「ヒューヒュー」ってなんだ。とりあえず、1998年ごろの「桃の天然水」テレビCMを確認してみたが、華原さんは「桃の天然水は、なんだかヒューヒューです」と言うだけ。ヒューヒューについての説明は皆無だ。
2006年バージョンでも、同様に「ヒューヒュー」を連呼しながら、その意味には言及していない。もしかして、ヒューヒューには意味がないのか? それとも、視聴者がそれぞれ意味を見出すべきものなのか? はたまた、言葉自体は意味ないけど、声に出すことによって意味が生まれるのか――なんだか哲学みたいになってきた。とりあえず飲んでみることにしよう。
ひとくち飲むと、たしかに桃の味がする。ネクターのように濃厚ではなく、そこは「い・ろ・は・す」お得意のすっきりした後味。キーンと冷やして、まもなく来る小春日和の空の下で飲んだら最高だろう。
冷えっ冷えを買ってきたつもりだったが、「ヒューヒュー」について調べている間に、完全なる常温に戻ってしまったのが惜しまれる。あいにく記者は「ヒューヒュー」を感じられなかったが、ツイッターではチラホラ感じてる人が見られる。
なんだかヒューヒューって感じ pic.twitter.com/N7OahnbwlI
— みっつん (@mittsun_i) 2015, 10月 7
「いろはす もも」を飲んだ瞬間「ヒューヒュー」と華原朋美のマネをしたくなった。 pic.twitter.com/dPvzCTFlbB
— The Alias Men (@AlanSmithee1968) 2015, 10月 6
なお、ボトル上部のラベルには、「パッカーン! ももも、出ました」との売り文句が。どうやら「ヒューヒュー」ではなく、桃太郎つながりで「パッカーン!」の擬音を流行らせたいようだ。
しかし「パッカーン!」って、どこかで聞き覚えのあるような。そういえばau(KDDI)のテレビCMで「桃ちゃん」が――なんて思っていたら、どうやら本家公認だったようだ。まさかのコラボレーション、こりゃカンパイだじぇい!
.@ILOHAS から、もも味が10月6日に\パッカーン/と新登場! 一足お先にいただきました...いろはすさん、ありがとうございました。・ω・。♪ #ももも出ますいろはすから #au pic.twitter.com/iQxBK21Q2q
— au (@au_official) 2015, 9月 30