東京西部を走る京王電鉄沿線などに展開する「カレーショップC&C」が、2015年10月いっぱいで、らっきょうの無料サービスを終了すると発表した。
●世知辛さ○○倍? カレーショップC&C、11月から「らっきょう」を有料化
しかし、このニュースを聞いても、いまひとつピンとこないJ-CASTマスコットキャラ「カス丸」。
そこで、カス丸に「C&C」の魅力を伝えるべく、C&CヘビーユーザーのA氏(仮名)に話を聞いてきた。
「蕎麦屋でネギ取り放題終了みたいなもんよ」
A氏は、20代後半の雑誌編集者で、大のカレー好き。京王沿線に育ったため、高校時代から「C&C」をこよなく愛してきた筋金入りだ。
単刀直入にC&Cの魅力を聞いてみると、「新線新宿店だけかも」と前置きしつつ、「最大の魅力はBGMがビートルズで統一されていること」。
えっ、カレーの味じゃないの? と、首をかしげたくなるが、「個人的にはふざけた回答じゃないんですよ」と熱弁する。たしかに雰囲気は重要だ。
肝心のらっきょう有料化については、
「立ち食い蕎麦屋でネギ取り放題終了みたいなもんよ」
とコメント。いつも卓上にあることが当たり前で、「そこそこレアであることを忘れていた」そうだ。
らっきょう有料化の要因には、「らっきょう自体の供給減」もある。これについては、
「福神漬け市場に異変がないかマジ心配。敷衍するとさ、TPPで日本の農産物市場が大きく変わりそうじゃない? そうすると、えっそこ? みたいなところに影響でるんじゃないかなと思うよね! たとえば、寿司屋でガリ有料とかさ」
と、日本経済全体を視野に入れた発言が返ってきた。