もはやアダルトグッズではない!? 「ラブドール」を愛し、共に暮らす人々

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「犬や子どもに愛情注ぐのと大差ないでしょ」

   この内容が視聴者に大きな衝撃を与えたようだ。ツイッターには、

「僕の愛したラブドールとかいうフジの狂気に満ちた番組を目撃して、変な汗が止まらない」
「濃すぎてついていけない」
「ダッチワイフとしてあつかってる方が健康的なんじゃ...現代社会の闇ですか...??」

など、驚きの声があふれた。

   一方、番組で紹介された「ラブドール」との暮らしぶりに理解を示す向きも。

「人間が無機物に対してとるコミュニケーションの仕方とかは非常に興味深かった。これから人工知能も進めばああいうコミュニケーションの形は増えていくんではなかろうか」
「見始めは完全にひいてしまったが、若さと美しさ、精巧に作られたヒトガタに魅せられるのは男女問わず共通なようで。人は所詮、錯覚で生きてるのだとしたら、人形との関係性だけで自己完結してる方が純粋なのかも知れない」
「犬等に置き換えても問題ない気がする。ラブドールという無機物無反応な物に対してだから違和感あるだけで、犬や子どもに自分の好みの服着せて一方通行の愛情注ぐのと大差ないでしょ」

   「週刊東洋経済」14年3月1日号には、今後中高年男性の一人暮らしが増加し続け、2030年には50~60歳代男性の4人に1人が単身世帯になるとの予測が紹介されている。

   孤独感が広がる一方の現代社会で、「ラブドール」との愛あふれる生活は、新たな生き方として認知されていくかもしれない。

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