来年も再来年も「シルバーウィーク」を楽しむには... 「空の日」を祝日にすればいい!?

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   秋の大型連休「シルバーウィーク」が終わった。完全週休2日制の場合、2015年は9月19日から23日までの5連休。木曜と金曜(24日、25日)も休めば、なんと9連休! ここぞとばかりに、バカンスを楽しんだ人も多いだろう。

   しかし、いまの暦通りに行くと、この時期の4連休は2020年、5連休は2026年までないという。

   そこに腹を立てた、J-CASTマスコットキャラ「カス丸」。シルバーウィークが11年間も来ないなんて、ヤダヤダヤダヤダヤダ――とダダをこねるので、2016年以降もシルバーウィークを作るにはどうしたらいいか、ちょっと考えてみることにした。

9月20日は「空の日」

   シルバーウィークのカギを握るのは「国民の休日」。「国民の祝日」に前後を挟まれた日は「国民の休日」となり、2015年9月の場合は、敬老の日(21日)と秋分の日(23日)に挟まれた22日が休日になった。

   つまり、この近辺に「国民の祝日」を新設すれば、オセロ方式で「国民の休日」が生まれて、シルバーウィークが出来やすくなる。そこで、前後の記念日を調べてみると、9月20日に「空の日」なるものがあるとわかった。

   国土交通省航空局のサイトによると、「空の日」の起源は1940年に定められた「航空日」。日本初の動力飛行成功(1910年)から30周年を機に定められたもので、1992年に「空の日」へと改称された。きわめて伝統のある記念日なのだ。

   もし「空の日」が休日になれば、2016年9月のカレンダーは、このようになる。

17日:土曜日
18日:日曜日
19日:敬老の日
20日:空の日
21日:国民の休日
22日:秋分の日

   なーんと、6連休! その後も、2017年や19年が4連休になるなど、カレンダーへの影響は計り知れない。

   「海の日」(7月第3月曜日)に加え、2016年からは「山の日」(8月11日)も国民の祝日となる。海、山、そして空――字面としては完璧だ。「水・陸・そら、無限大」みたいなところも好感を持てる。

   とはいえ、「空の日」の目的は、あくまで「民間航空の意義と役割について広く国民の理解を得ていくこと」(国交省サイトより)。「シルバーウィークが欲しいから」という理由で祝日化を望むのは、非常に失礼なことだと弁明しておく。

(カス丸の飼い主K)

姉妹サイト