男女が互いに「LIKE」(お気に入り)した場合にだけチャットができるようになるスマートフォン向けアプリ「Tinder(ティンダー)」を運営するティンダーは、特にお気に入りであることを相手に伝える「SUPER LIKE」機能を新たに導入することとなり、そのプロモーション動画を制作した。
動画には米国の人気ファッションブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」のモデルのエリン・ヘザートンと、デンマーク出身のモデルのニーナ・アグダルを起用、2015年9月10日からYouTube(ユーチューブ)上で公開されている。
特に気に入った異性には「SUPER LIKE」を示す
「ティンダー」は12年にスタートし、15年に入り利用者は全世界2600万人に上り最大級のチャットアプリとされる。スマホの位置情報を使い、自分の半径数キロメートルの範囲内でティンダーに登録している異性の写真が画面に表示される。気に入れば右に、気に入らなければ左にスワイプでき、互いが気に入った場合にだけチャットができるようになる。
「SUPER LIKE」機能は、特にお気に入りであることを相手に伝えるもので、オーストラリアを皮切りに順次、世界中で展開されていく予定だ。
「SUPER LIKE」機能のプロモーション動画は、「ティンダー」で「NOPE」(気に入らない)をしたにもかかわらずニーナにしつこく付きまとう男たちを、米国のコミックに登場するようなスーパーヒーローに扮したヘザートンが豪快なアクションで蹴散らし、最後はニーナが「SUPER LIKE」を示し合った男性との対面に導くというストーリー。
制作には米国のシンガーソングライター、テイラー・スウィフトの楽曲「BAD BLOOD」のプロモーション・ビデオを担当したチームが携わっており、派手なVFX(視覚効果)がふんだんに取り入れられている。