2015年10月1日から11月3日まで、「黄金町バザール2015 まちとともにあるアート」が、横浜・黄金町にて開催される。
「アートプロジェクト」と「まちプロジェクト」の2つの主軸
「黄金町バザール」は、08年に始まったアートイベント。京浜急行本線「日ノ出町駅」と「黄金町駅」の間にある高架下のスタジオを中心に、その周辺に広がる既存の小規模な建物や空地など、まちの中を舞台に、国内外のアーティストや建築家、デザイナーが参加する。
今回はこれまでの「アートプロジェクト」に、新たにまちづくりをテーマとした「まちプロジェクト」を加えた2つを柱に、多様なプログラムを展開。
「アートプロジェクト」では、アジアを中心に国内外から14組のアーティストを迎え、約2ヵ月間に渡る滞在制作による作品を発表するプログラムや、横浜市・成都市とのアーティスト・イン・レジデンス交流事業による作品展示などを実施。会期中も多くのアーティストが滞在しており、交流イベントも開催される。
「まちプロジェクト」では、黄金町地区の特徴的な建物などをリノベーションした空間の公開のほか、アーティストと地域商店との共同企画などを実施する。
入場には、会期中であれば何度でも展覧会を鑑賞できるパスポートの購入が必要。前売300円、当日500円。前売は9月30日まで。