2015年F1第14戦、日本グランプリが9月25日、三重県の鈴鹿サーキットで開幕した。フリー走行が行われた25日はファンがつめかけ、GPスクエアに展開する各社のブースは多くの人でにぎわった。関係者しか入れないラウンジへの入場チケットをかけたゲームが行われたり、レーシングカーのレプリカが展示されたり、レース以外にもファンを楽しませる企画は多い。
関係者しか入れないラウンジへご招待
サーキット中央に広がるGPスクエアには、グッズ販売や飲食物を売る屋台など数多くのブースが軒を連ねている。レーシングカーのレプリカが展示されたブースは記念写真を撮影しようとする人でにぎわい、過去のレーシングカーのエンジンなどが展示されたホンダのブースには長い行列ができていた。
この日、とりわけ多くの人が集まっていたのは、フィリップモリスの「iQOS Cube(アイコス キューブ)」だ。
ファンのお目当ては、通常は関係者しか入ることができない、スペシャラウンジ「iQOS lounge(アイコス ラウンジ)」への入場チケットをかけたゲームだ。
ルールは簡単で、ビジョンに表示されるA~Pの16コースから1位になると思うものを選ぶだけ。上位コースを見抜ければ、ラウンジに入ることができる。ゲーム初日の25日には、約180人がラウンジへのチケットを勝ちとった。26、27日は各日30組60人分のチケットが用意されている。
ラウンジでは食事やドリンクがふるまわれ、チームドライバーとの交流が楽しめる。26、27日にはサイン入りグッズのプレゼントも行われる予定だ。
ピット間近「ピットレーンウォーク」体験
ピットを間近に見ることができる「ピットレーンウォーク」を体験した30代の女性は「マシンをこんなに近くでしっかり見ることができてうれしい。また参加したい」と興奮した様子で語る。過去にラウンジに入ったことがあるという50代の男性は「何度来ても非現実的な空間。テレビで見る風景を実際に歩けて感動した」と喜んでいた。
ゲームに参加するには「iQOS Cube」内で加熱式たばこ「iQOS」を購入し、会員登録する必要がある。すでに「iQOS」を持っている人は、受付で会員画面を見せれば参加できる。ゲームに敗退していても整理券を入手できれば最終日まで何度でも挑戦できる。
サーキット内には物販コーナーやレストランがあり観戦以外のレジャーを楽しめるので、周辺のホテルに宿泊し数日間を鈴鹿で過ごす人も多い。