働くママたちが目指す秋冬の"スマート掃除術" そのツヨ~イ味方は除湿機&掃除機、それに...

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布団はたたかず、下駄箱は換気が大切

   家事の効率化などを専門にテレビや雑誌、講演などで活躍している家事アドバイザー、矢野きくのさんは、布団干しのスマート化に、矢野さんが"三種の神器"と呼ぶ「除湿機」「掃除機」「消臭・除菌スプレー」の活用を勧める。

   「毎日使っている寝具なのに、意外とその手入れが十分でなかったり、間違っていたりするママも多い。『布団たたき』がいい例。たたくことで布団の内側にいたダニが表面にでてきてしまう。布団の手入れとしてまずお勧めしているのは、しみ込んだ汗などの湿気を取ることができる『除湿機』。そして『消臭・除菌スプレー』。働くお母さんたちは、日中家事ができないので、出掛ける前にしっかり『消臭・除菌スプレー』をして除湿機を回しておけば、出掛けている間に寝具の除湿・消臭・除菌と3つのケアができる。」

   また「休日など余裕のある時には『掃除機』でダニやダニの死骸を吸引するケアを」と矢野さん。最近では「布団専用掃除機」などもでているが、ふつうの掃除機でも100円ショップで売っている「布団掃除用のネット」を使えば十分だという。

   さらに、2番目に効率化できていない「下駄箱の手入れ」で大事なのは「換気」だという。矢野さんは「引き戸なら5センチ程度開けておき、除湿機を使ったり、新聞紙を敷いたりして湿気を取ることもお勧め。その日に履いた靴を翌日まで乾燥させずに下駄箱に入れると、なかで靴の菌が繁殖し、臭いも出やすくなる。しかし、家族全員の靴を置けるほど玄関は広くないのが実情。消臭対策にはファブリーズなどの市販の置き型消臭剤は有効」とアドバイスしている。

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