ヨーグルトそれぞれの個性がバッチリ反映
翌日の終業後、いよいよ実食だ。約18時間寝かせたものがこちら。
思ったよりしっかり膨らんでる!!!! ようじで刺そうとしても、ホロホロ崩れてしまうほど柔らかい。ビジュアルは完璧である。
まずはプレーンをパクリ。
「口に入れた瞬間、シュワッと溶けた......だと!?」
なんだこれ、メチャクチャ美味しいじゃないか!
口コミどおり、まさにムースのような食感である。マシュマロの甘味とヨーグルトの酸味のバランスも完璧だ!
続いてカスピ海を試食。これまた美味しい。プレーンよりもさらに水分を多く含み、より柔らかく繊細な食感になっている。
このままペーストとして、パンに塗ってもおいしそう。プレーンに比べヨーグルト自体の酸味が強いので、よりエッジの効いた味を求める人にオススメだ。
最後に豆乳。実は、今回で初めて「豆乳ヨーグルト」なるものがあることを知り、一番楽しみにしていた。
期待は見事に的中、牛乳ベースの2つとは違い、後味に豆乳独特のコクがあってウマい!
3つの中で粘度が一番高いからか、マシュマロの弾力が若干残っており、食感も一味違う出来ばえになった。
3種を食べ比べてわかったことは、
●一晩でもしっかり美味しい出来栄えになる
●ヨーグルトの種類を変えれば味の個性がしっかりと出る
まったく口コミ通りじゃないか! 実験前、正直ヨーグルトの力を舐めていた己を恥じた。
いやあ美味しかった。満足した。簡単に作れちゃうので、皆さんもぜひ試してみてほしい――「ちょっと待った!!!!!!」。ひと安心した記者のもとに、悪魔のささやきが届いた。(後編「リキュール、調味料...『マシュマロの○○漬け』に挑戦 ヨーグルト以上の名カップル誕生か?」へ続く)
※以上の調理レポは、カス丸の体験談を新人記者Sが代弁したものです。