使用が少ない人には、「3GB」から使えるauが「オトク」かも
さらに、NTTドコモも「5GB」「8GB」「15GB以上」と、5GBからの3段階で設定。単回線で一番安い組み合わせは、「カケホーダイライト」が「5GB」の7000円からなので、従来の「カケホーダイ」の6500円(基本料金2700円+データ定額(2GB)3500円+インターネット使用料300円)のほうが安いことになる。
つまり、auは新しいかけ放題プラン「スーパーカケホ」で「3GB」を展開しているため、6200円の最安値のプランが組めるが、ソフトバンクとNTTドコモはそれぞれ、新しいかけ放題プラン(ライト版)が「5GB」からの適用のために7000円からとなり、実質的に値上げとなったわけだ。
では、実際に自分がどのくらいの容量を必要としているのだろうか――。一般に、動画サイトの閲覧機会が多かったり、デザイナーなど仕事で利用したりする人は、大きな容量が必要とされる。半面、1日に1~5回程度の通話やメールや、動画はもちろん、ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)の利用もあまりないような人には5GBでも多いくらいかもしれない。
auの「データ容量かんたん診断」によると、たとえばメールのやり取りが1日10通以下、SNSを含むインターネットの利用が1日30分くらい。動画の利用が1日10分くらいで、1か月のデータ通信料が7GBを超過したことがない人は、「3GB」のデータ容量で足りるようだ。
月々、スーパーカケホの基本料金1700円とデータ定額の4200円、300円のインターネット使用料の合計で6200円。これにauスマートバリュー適用で934円の値引きを使えば、しめて5266円と安くなる。
レイヤーごとに5段階に細分化しているauであれば、ユーザーのふだん使いに見合った容量と、それに最適な料金プランで利用できるということのようだ。
月々の月額料金も積み重なれば、個人にとっては非常に大きな額になる。自分に合ったプランを検討し、明日の発売を迎えてほしい。