既読スルーされたときの対処法は
――これからはそう考えて接するようにしていきます(笑)。では、好きな異性にLINEを既読スルーされた時はどう対処すれば良いのでしょうか?
「認知(思考や判断の仕方)は、育ってきた環境や経験によって"癖"が変わってきます。癖の例としては、『既読スルーなんて最悪な人だからブロック!』と、曖昧さが許せず直ぐに決断を急ぐ白黒思考があります。これは若い人に多いのですが、こういった認知の歪みを修正していくことが大切だと思います。
それには選択肢を出すことがポイントとなり、まず最初に既読スルーされてどんな気持ちになったかを考えます。きっと人によっては既読スルーされたことで、「嫌われた」とか「既読するなんて最低!」と思ったりしますが、これが認知の歪みとなります。
またそう思うことで、自分自身が『何かしちゃったかも...』と考えることもありますが、実際にはそう思うだけで根拠はなかったりもします。なので、『今は忙しいだけで返せないだけかもしれない』『体調が悪くて寝込んでるのかもしれない』『後で返そうと思っていて忘れているだけかもしれない』とプラスの選択肢も挙げて考え直してみることが重要ですね。
そういった選択肢を与えることや、『嫌われた』と思った根拠と、また男女での脳の違いを理解すること、自分の考えと相手も同じではないと把握することで考え方も変わってくると思いますよ。
あとは『まぁいっか!』といった言葉を口に出すことで自分に暗示を掛けることにも繋がるので、極力、プラスの言葉を使う方がハッピーな毎日を送れると思いますよ」
――これまで既読スルーされる度「嫌われた」と考えた私はどうやら歪んでいたかもしれません(笑)。ちなみにLINEにおいて好きな異性に対し、やってはいけないことってあったりしますか?
「相手から返信はないのに再び送ったりする連投は避けたほうが良いですね。待てる人がモテると思います。あとは、LINEのタイムラインにネガティブなことや私情を書くのは、褒められたい、認められたい、頼られたい、かまって欲しいといった"承認欲求"が強い表れになります。
人は未完成なものに惹かれるといった"ツァイガルニク効果"といったものがあるので、『○○なことがあった』といった内情を書くことで魅力も半減することにも繋がったりします。
完成していないミステリアスな方が惹かれたり、記憶に残ったりするので、全部を見せずにオープンにしないことがテクニックの1つになりますね。
また、『○○にしか言えないんだけど』といった特別感を出す"ハード・トゥ・ゲット・テクニック"を使うことでより魅力もアップすると思いますよ」