知育玩具にもデジタル化の波 アプリやゲームで「おべんきょう」する時代へ

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   近ごろ、「遊びながら学ぶ」ための知育ゲームが、注目を集めている。これまでは「知育玩具」とよばれる、教材的な役割を果たす"おもちゃ"が中心だったが、スマートフォンやタブレット端末などの普及によって、知育分野にもデジタル化の波がやってきている。

  • PlayStation 4で「マインクラフト」をプレイする子供たち
    PlayStation 4で「マインクラフト」をプレイする子供たち
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「直感的」がポイント

   たとえば、学習塾などを展開するワオ・コーポレーションの「ワオっち!」シリーズ。言葉が十分に理解できない幼児向けに、文字や説明を配した「直感的」なインターフェイスを採用している。また、幼児期に必要な「5つの力」(知力・感性・表現・自律・就学基礎)を楽しく育むような仕掛けが施されている。

   スマホ向け知育アプリには、ソフトバンクグループのBBソフトサービスによる「ひとりでできたよ!ミラクルぽんっ!」もある。「ひとりでできること」をコンセプトに作られたジグソーパズルアプリで、これも文字に頼らない画面デザインを採用。モチベーションを保つための「ごほうびイベント」を設置するなどの工夫が行われている。

   スマートフォンだけでなく、テレビゲーム機でも「知育」を楽しめるのが「マインクラフト」だ。スウェーデンのベンチャー企業「mojang AB(モージャン)」が開発したゲームで、14年からはPlayStation(プレイステーション)版も販売されている。

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