大地震が起きても「自分だけは大丈夫」 根拠のない楽観的な人が多いのはなぜか

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   「天災は忘れた頃にやってくる」。寺田寅彦の有名な警句だが、近年は阪神・淡路大震災、東日本大震災、御嶽山噴火と忘れていないうちに大災害が襲ってくる。最近ではゲリラ豪雨や竜巻、真夏の雹(ひょう)まで降ってくる。いつ、どこで、何が起きるかわからない。だが、日頃の準備をしていれば被害を最小限に防ぐことができる。関東大震災が起きた9月1日は、「防災の日」である。今すぐ対策を!

   J-CASTニュースの書籍サイト「BOOKウォッチ」でも特集記事を公開中。

  • 大地震・火災・津波に備える 震災から身を守る52の方法
    大地震・火災・津波に備える 震災から身を守る52の方法
  • 新・人は皆「自分だけは死なない」と思っている
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  • 脳からストレスを消す技術
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震災から守る一家に一冊の保存版

   もしもの災害の時、どうするか。慌てず焦らず、沈着冷静が必要だ。前もって防災知識の基本を知っておくといい。一家に一冊、保存版があれば安心だ。

   『大地震・火災・津波に備える 震災から身を守る52の方法』(編・株式会社レスキューナウ、監・目黒公郎、864円、アスコム)は、そのためにうってつけの一冊だ。防災用品の企画販売や、総合的な危機管理ビジネスを展開している「レスキューナウ」がまとめた。

   第1章は「揺れと災害から、こうやって身を守ろう!」と、「家の倒壊を防ぐには」「室内を安全にするには」「火災への対処」、さらに「倒壊家屋からの脱出」について説明する。第2章は「最低3日間、自力で生き抜こう!」と呼び掛ける。「帰宅難民とならないために」「『公助』がくるまで」「正しい情報を得るために」と具体的に示し、防災グッズをそろえよう」とアドバイスする。「危険管理のプロフェッショナル集団」によるすぐに役立つノウハウ集である

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