「壁が薄くてお隣の声が丸聞こえ」「ゴミ出しのマナーを注意された」「ペットの糞が家の前に放置」......大小もろもろ、こうした「ご近所トラブル」を一度も経験したことがないという人は、おそらく少数派だろう。
電子書籍『実録!ご近所トラブル50連発』(ジェイ・キャスト)を刊行した、地域・生活系ニュースサイト「Jタウンネット」編集部には、こうした隣人とのもめ事に関する投稿が多数寄せられている。
最も多いのは騒音...陰湿なママ友対立も
法律に関する総合情報会社、日本法規情報が2014年実施した意識調査によると、各種のトラブルの中で経験者が最も多かったのが「騒音」(31%)。Jタウンネット編集部への投稿でも、やはり騒音がらみの話が群を抜く。
「目立つのは子どもの声、ピアノなど楽器の演奏、そして足音。変わったところでは、隣のカップルの『あの声』が毎晩響いて眠れない、というような投稿もありました。逆に神経質すぎる隣人から、ちょっとした物音にも執拗なクレームを受け続け、とうとう引っ越した、というような話もあります」(担当編集者)
騒音以外にも、陰湿さが際立つママ友同士の人間関係にかかわるもの、あるいは駐車スペースをめぐる争い、さらには隣人の盗癖や覗き癖など、現実にあったさまざまなトラブルが『実録!ご近所トラブル50連発』に収録されている。「現在進行中で悩んでいる人にも読んでもらえれば、なんらかの参考になるはず」とのこと。Amazon Kindleストアなどで2015年8月21日から販売中。250円。
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