インターネットセキュリティ関連製品を手がけるトレンドマイクロ(東京都渋谷区)は、総合セキュリティソフト「ウイルスバスター クラウド10」ダウンロード版を2015年7月29日に発売した。パッケージ版は9月4日に発売する。
Windows向け「クラウド」はWindows 10対応
Windows向け「クラウド」、Mac向け「for Mac」、スマートフォン(スマホ)/タブレット向け「モバイル」を統合したマルチデバイス対応。パソコン(Windows/Mac)、スマホ/タブレット(Android/iOS/ Kindle Fireシリーズ)を最大3台まで保護できる。
「クラウド」(Windows 10/8/8.1/7/Vista対応)では、マイクロソフトのクラウドサービス「OneDrive」の保存データをスキャンしてウイルスを検出する「クラウドストレージスキャン」を新搭載。同社クラウド上のエンジンからスキャンを行うため、PC側に負荷がかからない。
「for Mac」(OS X 10.10/10.9対応)はウイルスを検出するデータ「パターンファイル」の一部をクラウドに移行する「スマートスキャン」を新搭載。常に最新のパターンファイルを利用でき、端末側の負荷も抑えられる。
直販価格(税込)は、ダウンロード版の1年版が5380円、2年版が9680円、3年版が1万2780円。パッケージ版の1年版が6460円、3年版が1万3810円。